2015年10月31日土曜日

SUSANOOフェス 2015秋 当日


リハーサル
一期生としてお世話になったSUSANOOの1、2、3期全てのメンバーがそろったイベントSUSANOOフェス。今日は第二部で同じく一期生の防災ガール田中さんといっしょにMCをさせてもらいました。SUSANOOメンバーが司会をするというのは手前味噌ながらよかかったです。単なる進行ではなく、ピアというか、同志を応援する盛り上げるみたいな気持ちで進行できて楽しかったし会場から様々なコミットメントの申し出があがったときには、鳥肌がたつほど嬉しくワクワクしました。生態系。





ホワイエでSUSANOOメンバーがドリンクを用意

開場前


第二部スタート

やる気あり美



Coaido


NOCA


SUSANOOはこれから3期生が始まります。私も伴走メンターとして参加します。そして、こういうフェスを春と秋に、年に二回やっていくそうです。マドレも春のフェスにはいま開発中のアプリをひっさげて、ピッチができるといいなぁとおもっています。ちなみに田中さんと司会をすることに決まったのは3日前です(笑)。SUSANOO自体も高速で仮説検証しながら進んでいるんですね。たくさんの人を巻き込みながら。それにどんどん応える防災ガールの田中さんの瞬発力もスゴイ。SUSANOOは逸材の宝庫です。



2015年10月25日日曜日

養成コース説明会

新しくなったマドレのインストラクター養成コースの初プレ講座(説明・体験会)が開催されました。

10人の候補生が集まり緊張感ありながらワクワクする場となりました。「ここから先は「お客さん」じゃないんだ」とすっと背筋が伸びた参加者たちの眼差しが頼もしかったです。

インストラクター仲間が増える!というのは本当に嬉しいこと。説明会はあと三回。次回は来週火曜日、千葉にて。
2015年10月27日(火)13:00-14:30 千葉会場(市川市行徳)


11月にも都内と千葉で1回ずつやります。

2015年11月17日(火)13:00-14:30 東京会場(新宿区市ヶ谷)
2015年11月18日(水)13:00-14:30 千葉会場(市川市内 予定)
12月〜東京・千葉でバランスボールの指導者を養成します。2016年4月デビューを目指して3カ月みっちり訓練します。
詳細⇒ https://t.co/bwVRh4WMpA

SUSANOOフェス2015

SUSANOOフェス2015
「未来をデザインするブレスト」に私も出ます。

この写真の左下の「忘れられた子どもたち」というアジェンダを、NOCAさんとShare TableさんとMadreBonitaで一緒に出します。

NOCAで共同生活している、親にすてられた子どもたち(NOCAのアリーはそのままこの言葉をつかう)、それとマドレはどんな接点があるの?とおもわれるかもしれない。

けど、実は、産褥期に誰のサポートも得られず、母親だけで孤独に奮闘して子育てしている場合、その赤ちゃんだって忘れられた子どもたちである。しかし幸せそうにみえるから見過してしまう。

(これ全然特殊じゃないですよ、本人も周りも産褥期の養生の重要性を理解してなくて退院してすぐに家事育児を始めちゃう人多いんです)

私たちは血縁、婚姻の世界に閉じられた家族を崇めるあまり、人間関係が希薄になり、おせっかいをするということをしなくなってしまった社会に生きている。それがさまざまな、見えないゆがみを引き起こしている。

そこで、NOCAで、親と暮らせないけどハッピーに生きてる若者、いろんな大人が彼らの育ちに関わる文化と環境、そういう血縁に閉じない拡大家族が、そういう特殊な子だけじゃなくて、すべての子に適用されたらもっとよいとおもう。


という問題意識を私はいつも持っていて、今回NOCAさんと一緒にフェスに出たいと希望しました。



マドレ式の産褥ヘルプにしても、マドレ基金で産後クラスに参加する人たちやその介助ボランティアに入る人にしても、血縁の身内だけで子育するんじゃなくて、もっと開かれた人間関係のなかで、みんなでリソースを出し合って、力をもちよって生きてく、その実践なんです。そんなコミュニティのなかで育つ子どもは、幸せだと思うんですよね。

そんな問題提起をさせていただきつつ、未来をデザインするブレストというセッションをNOCA、Share Table、MadreBonitaを中心にする予定です。

あとこれは余談ですが、NOCAの若者たち、子どもをすっごくかわいがるの。マドレのスタッフやインストラクターも子どもを連れてNOCAに行ったことがあるのだけど、もー、子どもらは遊びすぎて声枯らしてましたw

SUSANOOの賢太郎さんより
■■■いつか見て見ぬふりをしたヒトやコト■■■
・いつも近所の公園にいたホームレスのおっちゃんたち。
・シンナーをすいながら物乞いをしているシェムリアップの小さな男の子。
・パーティで余った大量の食事がゴミ袋に投げ込まれたこと。
・すみません、すみませんと駅を歩いていた足の不自由なお兄さん。
・家の事情で大学にいくことを諦めていた友人。
・手を繋ぐだけで涙ぐんだ老人ホームにいたおばあちゃん。
・温泉で倒れた父親に懸命に心臓マッサージをしていた娘さん。
・東京を一日歩き周り、何も食べずにモスクに入ったムスリムの友人。
・山奥奥の棚田で台風で倒れた稲を独り静かに立てていく父の背中。
・うつを患った友人からのメール。
・ホームレスのおっちゃん達が忽然と全員姿を消したこと。
忙しさに追われる僕らが、
いつか見てみぬふりをした社会の片隅の暗闇を
人生をかけて照らし続けている人々がいます。
彼らの情熱と努力が、みんなを巻き込んで実っていく
そんなセカイをみてみたいと思いませんか?
あなたの想いに共感する仲間にきっと出逢える。

GlobalAmbassadors program Japan

It's been an amazing week with the #GlobalAmbassadors program with #VitalVoices and Bank of America.  A week of workshops and one-on-one mentoring with my very committed mentor Lisa Hasegawa has given me so much energy and wisdom to push ourselves forward. I'm so grateful to this opportunity that l promise I will pay forward.











写真家の木村順子さんの撮影


Photo shooting with the professional photographer Junko Kimura who's also one of the MadreBonita graduates. Isn't she cool?
マドレ基金の産後ケアバトン制度を知っていただくためのパンフレットのための撮影をしました。撮影してくれたのは写真家の木村順子さん。木村さんもマドレ下北沢教室の卒業生なのです。「マドレボニータの教室に参加してわたしの産後ライフがパッとひらけた」と当時をふりかえってお話ししてくれました。







カメラを構える木村さんの姿がカッコいい!



Our deepest fear


Global Ambassadors Program Japanがおわって1週間。最終日のPersonal Development Workshopのことや、そこでよまれたOur deepest fearという詩(ぐぐるとたくさん画像がでてくるので有名な詩なのですね。私たちがいちばん恐れていることは、できないことではなく、秀でること。他人を気にして小さくまとまっていいことなんかなんにもないよ、っていうすごく勇気づけられる詩)や、最後のディナーでのみんなのemotionalなスピーチや、今回の11人のメンターの多様性の豊かさや、彼女らの肚の据わった佇まいがずっと心にのこっている。

Our Deepest Fear
Our deepest fear is not that we are inadequate.
Our deepest fear is that we are powerful beyond measure.
私たちが最も恐れているのは、
間違うことではない、
私たちが最も恐れているのは、
自分が計り知れない力をもっていると
みとめること

It is our light, not our darkness, that most frightens us.
私たちを怖がらせるのは、
私たちの闇ではなく、
私たちのもつ光のほうなのだ。

We ask ourselves, 'Who am I to be brilliant, gorgeous, talented and fabulous?'
私たちは自問する。
「自分が、賢くて、ゴージャスで、才能があって、素晴らしすぎるとか、自分なにさま?」と。

Actually, who are you not to be?You are a child of God.
いやいやいやいや、賢くて、ゴージャスで、才能があって、素晴らしすぎる、それはあなたそのもの。あなたは神の子だよ。

Your playing small does not serve the world.
無難に小さくまとまっても、
世のためにはならない。

There is nothing enlightened about shrinking so that other people won't feel insecure around you.
人々を圧倒しないようにと気にして、
自分が萎縮していては、
世界を変えることなんてできない。

We are all meant to shine, as children do.
私たちはみんな、
子どもたちみたいに
輝くことができる存在。

We were born to make manifest the glory of God that is within us. 
私たちは自分の中にある神の栄光を
体現するために、
この世に生まれて来た。

It’s not just in some of us; it’s in everyone. 
神の栄光は、すべての人にあり、
一部の人だけの特権ではありません。

And as we let our own light shine, we unconsciously give other people permission to do the same. 
私たちが自分自身を輝かせると、
いつのまにか、他の人たちも、
私も自分自身を輝かせていいんだ…
って気づく。

As we are liberated from our own fear, 
our presence automatically liberates others.
私たちが自身の恐れから解放されると、
それだけでもう、
私たちの存在そのものが、
他の人たちを開放するのです。

Marianne Williamson


2015年10月4日日曜日

京都公志園

京都、ほんとに街並みが素敵ですねぇ。第四回社会イノベーター公志園、5月から東京、仙台、名古屋、福岡、そして今回の京都。

次回は最終イベント(結晶大会)、早稲田大学の大隈講堂で1400人の来場者の前でプレゼンテーション、その前日に、その大隈講堂の舞台に立つ人を選抜する会があります。

今回は、分科会での投票で最終プレゼンターとしても選んでいただき龍谷大学の階段教室いっぱいの会場で発表させていただきました。
17人の挑戦者を壇上で紹介
最終プレゼンターとして
分科会で選んで頂きました

マドレ事務局スタッフ(加古川在住)のしおちゃんも
応援に駆けつけてくれました。
分科会では、プレゼンテーションのあとに、小グループで話す時間があるのですが、しおちゃんのグループに参加していた男子大学生が「関係ないことかと思ったけどすごく近く感じた」と、しおちゃんをマドレボニータのスタッフだと知らずに、話してくれたそうで、それも嬉しかった。

インパクトHUB京都の玄関
カッコイイ
2日目の相互支援会はインパクトHUB京都で。


京都での2日目のワークショップは、いままでになく、白熱した場で、私自身もかなり心揺さぶられるものがありました。

野田さんの力説

この社会イノベーター公志園の開発者であるISLの野田さんの、伴奏者や出場者に対する、挑発的なコメントや、それに対して、あたまから湯気が出そうな勢いで弁明、主張する人々の姿。天気のよい休日に、片手間でなく本気を出し合って取り組む大人たちの姿には、心底圧倒され、何度も涙がでてしまう回でした。よく、出場者のお話に泣いてしまうというのはきくけど、私は野田さんや伴奏者のみなさんがやりとりされている場面にも泣ける場面たくさんあったなあ。

2日目のワークショップでは、ルッキングミラーというワークで、前日のプレゼンテーションの録画を30人ぐらいで観なおして、それについて、他の人たちがフィードバックをする、その間、フィードバックされる側は一切、口をきいてはいけない、フィードバックする側は、その人がそこにいないかのように発言するというルール。それによってお世辞ではなく、率直な意見が出てくるという。
たいらさんチーム

前回は、私は壁にむかって座ってなきゃいけなかったのだけど、今回はさすがにそれはなしだった。それでも、みんな好き勝手に、言いたいこと、本音を言うのをきいて、ああ、全然、あの動画やプレゼンじゃ全然伝わらないよなあ、と、自分の至らなさにガックリ。かといって全ての意見に応えてそれに振り回されてもいいものはできない。本質を見極める必要がある。

ルッキングミラーの
ワークショップ

プレゼンだけでなく、自分の欠陥、自分の性格のよくないところまで指摘されまくって、厳しい現実をつきつけられる。そこに向き合わなければ新たな地平は見えないのだろう。ただ、厳しいことを言ってくれる人の顔が見えているだけいいな。顔の見えない匿名の360度評価よりこっちの方がずっと好きだ、と思った。余談ですけど。言いにくいこと言うには、それだけのお互いのコミットと、場の丁寧な設定が必要で、その場での真剣なフィードバックというのは、愛がないとできない。先日きいた「ホラクラシー経営では360度評価をやらない」という話を思い出した。匿名じゃないと言えないとかそういう文化そのものを変えないと、匿名で不満を吐き出させたところで何も変わらない。変わったとしてもそこに愛はない。

10組の母子にレッスンを行うことはもう、経験積んで毎月インストラクターたちと報告会で切磋琢磨してきてるので自信持ってできる。けれど、1400人の人に伝えるには、いままでとは、全く違う次元を見つけないといけない。そう感じているけれど、まだそこにたどり着けていない。それをなんとか手繰り寄せて、構築できるはずという手応えはあるけど、まだその途中。あと一カ月でそれをやる。やれるのか。非常に自分を問われる一カ月であります。システム思考でいうところの、メンタルモデルまで降りていくことを強いられるそんな、プロセスであります。

今回のワークショップでは、とくに、野田さんの本気の発言に触れ、ISLや公志園で野田さんがやろうとしていることの真髄がよくわかりました。世界を変えうるポテンシャルを持つ人間を集めて、彼/彼女らを徹底的に鍛え上げる。小さくまとまらないよう、挑発する。徹底的に問う。そのプロセスのなかで、出場者だけでなくその場にかかわるあらゆる人に変容を起こしていく。それを、5月から、何度も場所を変えて繰り返しおこなう。この「場」と「プロセス」と、その場にコミットする「人」これらがあるからこそそれは実現すること。そのどれが欠けてもいけない。その場に身をおかなきゃだめなんだよな。バーチャルではだめ。

こうやって野田さんは世界を変えるってことをしようとしてるんだねぇ、とCode for Japanの松原さんと帰りの地下鉄で話していました。キング牧師があの演説をする前の世界と、あとの世界は全然違う。世界は変わっていく。良い方にも変わり得れば悪い方にも変わりうる。そのことを徹底的に信じてるんだよな。だからキング牧師級のリーダーを日本にたくさん輩出し、彼/彼女らを応援する機運をつくる。これが、ISLが、そして、社会イノベーター公志園のやっていることなんだろなと思います。

京都会場のインパクトHUB京都も素敵なところでした!HUB東京もカッコイイけど、京都は、そうくるか!という驚きがありました。

いのさんも駆けつけてくれた!
インパクトHUB京都の
創設者 浅井俊子さん
インパクトHUB京都の入口
素敵!