2015年10月25日日曜日

SUSANOOフェス2015

SUSANOOフェス2015
「未来をデザインするブレスト」に私も出ます。

この写真の左下の「忘れられた子どもたち」というアジェンダを、NOCAさんとShare TableさんとMadreBonitaで一緒に出します。

NOCAで共同生活している、親にすてられた子どもたち(NOCAのアリーはそのままこの言葉をつかう)、それとマドレはどんな接点があるの?とおもわれるかもしれない。

けど、実は、産褥期に誰のサポートも得られず、母親だけで孤独に奮闘して子育てしている場合、その赤ちゃんだって忘れられた子どもたちである。しかし幸せそうにみえるから見過してしまう。

(これ全然特殊じゃないですよ、本人も周りも産褥期の養生の重要性を理解してなくて退院してすぐに家事育児を始めちゃう人多いんです)

私たちは血縁、婚姻の世界に閉じられた家族を崇めるあまり、人間関係が希薄になり、おせっかいをするということをしなくなってしまった社会に生きている。それがさまざまな、見えないゆがみを引き起こしている。

そこで、NOCAで、親と暮らせないけどハッピーに生きてる若者、いろんな大人が彼らの育ちに関わる文化と環境、そういう血縁に閉じない拡大家族が、そういう特殊な子だけじゃなくて、すべての子に適用されたらもっとよいとおもう。


という問題意識を私はいつも持っていて、今回NOCAさんと一緒にフェスに出たいと希望しました。



マドレ式の産褥ヘルプにしても、マドレ基金で産後クラスに参加する人たちやその介助ボランティアに入る人にしても、血縁の身内だけで子育するんじゃなくて、もっと開かれた人間関係のなかで、みんなでリソースを出し合って、力をもちよって生きてく、その実践なんです。そんなコミュニティのなかで育つ子どもは、幸せだと思うんですよね。

そんな問題提起をさせていただきつつ、未来をデザインするブレストというセッションをNOCA、Share Table、MadreBonitaを中心にする予定です。

あとこれは余談ですが、NOCAの若者たち、子どもをすっごくかわいがるの。マドレのスタッフやインストラクターも子どもを連れてNOCAに行ったことがあるのだけど、もー、子どもらは遊びすぎて声枯らしてましたw

SUSANOOの賢太郎さんより
■■■いつか見て見ぬふりをしたヒトやコト■■■
・いつも近所の公園にいたホームレスのおっちゃんたち。
・シンナーをすいながら物乞いをしているシェムリアップの小さな男の子。
・パーティで余った大量の食事がゴミ袋に投げ込まれたこと。
・すみません、すみませんと駅を歩いていた足の不自由なお兄さん。
・家の事情で大学にいくことを諦めていた友人。
・手を繋ぐだけで涙ぐんだ老人ホームにいたおばあちゃん。
・温泉で倒れた父親に懸命に心臓マッサージをしていた娘さん。
・東京を一日歩き周り、何も食べずにモスクに入ったムスリムの友人。
・山奥奥の棚田で台風で倒れた稲を独り静かに立てていく父の背中。
・うつを患った友人からのメール。
・ホームレスのおっちゃん達が忽然と全員姿を消したこと。
忙しさに追われる僕らが、
いつか見てみぬふりをした社会の片隅の暗闇を
人生をかけて照らし続けている人々がいます。
彼らの情熱と努力が、みんなを巻き込んで実っていく
そんなセカイをみてみたいと思いませんか?
あなたの想いに共感する仲間にきっと出逢える。

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