2016年4月4日月曜日

受賞から1年:Googleインパクトチャレンジ中間報告会



内閣総理大臣公邸で ‪#‎Googleインパクトチャレンジ‬ の活動報告会がありました。
昨年の最終審査会でグランプリをとった瞬間のことは、
拙著『みんなに必要な新しい仕事』にも書きました。

助成期間は3年間なので、今回は中間報告会。
 一年ぶりの報告会では、昨年のファイナリスト10団体と審査員が首相公邸に再集結し、 この1年間のプロジェクトの報告を各団体から7分+3分の質疑応答。

昨年の1分プレゼンに比べると長いなと思っていたけれど、
実際は10団体あっという間だった。

 総理大臣公邸なんてなかなか足を踏み入れることがない場ですが、
今回は審査員の安倍昭恵さんの御厚意で報告会の会場となったとのこと。 

審査員からは、MITの石井裕先生が真っ先に手を挙げて質問したりコメントしたりされるのが印象的だった。 クールな方なのかと思ってたけど、とても暖かく熱いかただった。

私たちがつくっているアプリ「ファミリースタート」にも色々アドバイスいただいた。

Change.orgのハリス鈴木絵美さんも広報の武村若葉さんもマドレで産後の備えをして、 なんと教室にも通ってくださったことがわかり嬉しかった。

他の団体の発表もすごくワクワクするものばかりだった。
 とくに虹色ダイバーシティの発表はなぜか涙がでた。
LGBTをめぐる大きなの変化の波がきているなかでなおも厳しいマイノリティの現実。
 マドレボニータの教室や講座にも、同性カップルが来てくれるようになったらいい
と思う。

偏見や差別はなくならない、どんな人間のなかにもあるものだから、
と石井先生は最後にコメントした。

でもその勢いに諦めずに抗っていく取り組みこそが尊いのだと。

世界をよくするスピードをあげるというのは楽観的なGoogleらしい表現。 
だけど、実際は、世界はすごい勢いで悪くなっていて、それを見過さずに、
それを食い止めようとする動き、流れを変えようとする動きがあること、
希望をみつけてアクションをおこしていっている人たちがいるということ、
 それが希望だとおもう。

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