2016年1月31日日曜日

赤ちゃんと夫、二人での留守番


土曜の朝活レッスン、前半の9:30(ベーシック)の回は、マドレOGだけでなく、マドレ初めてですというかたのご参加もいらっしゃいます。いきなり4回コースに申込むのはまだまだハードルが高い。そういった方々にとってまずは単発のショートレッスンからというのは妥当な入口なのです。

「まだ産後2か月、赤ちゃんと一緒に参加する自信なくて、今日はパートナーに赤ちゃんを預けて単身できました」というかたも。赤ちゃんも一緒に参加できることがわかって、次は4回コースに申込むとのこと。一方、産後210日過ぎてしまったので赤ちゃんは連れてこれないのだけど、パートナーに預けてきましたというかたも。この7か月ほんとにツラかったので、今日来れて身体うごかしてスッキリしてよかった、やはりあらためて4回コースに通いたい。一時保育など手配して参加に向けて動こうとおもうと語ってくれた。

パートナー(夫)に赤ちゃんと二人で留守番してもらうって実はすごく勇気のいることだとおもうけど、それは、こんなタイヘンな赤ちゃんの世話を彼ひとりにやらせちゃって大丈夫かなという心配な気持ちと、申し訳ない気持ちと入り交じっているのだろうけど、そういう心配や遠慮の気持ちゆえに、自分ひとりで子育てや家事を抱え込んでしまう女性がいかに多いことか。

そして、家事や赤ちゃんの世話を託してもらえない父親たちは、体験できないから、妻の大変さを理解できない。仕事休んで家にいるんだから、そのくらいなんでできないの?などという誤解をしたまま、お互いにイライラを積もらせてく。

遠慮とか申し訳ないという気持ちとか嫌な顔されたらどうしようという恐れとか、そういう感情は、性差関係なくパートナーシップのなかで生じるものだと思う。そのせいで起きるディスコミュニケーション。そういう感情を相手に抱かせてしまっていないかどうか、お互いの状況を理解する努力、対話や体験を惜しまない姿勢というのが、よいパートナーシップには必要なのだと思う。

それは、口でいうほど簡単なことではなく、とても勇気のいることなんだけど、こうして、教室で出会った人が、パートナーに赤ちゃんを預けてきたとか、そういう素敵なロールモデルに出会えることで、自分を問うたり、背中を押されたり、ということはあるとおもう。だから、赤ちゃんが小さい時期から、外に出て人に出会い、価値観を広げるというのはとても大事だとおもいます。


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