2016年7月5日火曜日

さとにきたらええやんアフタートーク

最近もっとも心揺さぶられた作品『さとにきたらええやん』あさって7/7(木)18:50の回の後、重江良樹監督とのアフタートークに登壇させてもらえることになりました。



マドレボニータつながりの人にも是非みてもらいたい。「さと」の子たちに出会ってほしい。

本作は、日雇い労働者の町として知られる大阪の釜ヶ崎で、38年間続く子どものための施設「こどもの里」を追いかけたドキュメンタリーです。先週、西成出身の俳優赤井英和さんとラッパーSHINGO★西成さんのトークの回を観に行ったのですが、赤井英和さんは、映画を観終わって、しみじみと一言。「子どもは私たちの宝」。映画を観たらその言葉の意味がわかります。SHINGO★西成は「いろんな速度で歩く人を許してくれる街」「過去を捨てても生きていける街」と西成のことを語り、唄いました。

この映画の舞台である「こどもの里」で働いていたことがある、Homedoorの小林くん曰く、大阪市の西成はあらゆる社会問題の先進地域と言われる場所で、高齢化、雇用、福祉、ホームレス、子どもの貧困などの様々な社会問題が、狭い地域の中に集中している、その中で何十年も活動している「こどもの里」は一見の価値有り、とのことです。

綺麗事ではない多様性、包摂、血縁を超えた家族、生きづらさをサバイブすることのリアルがスクリーンからすごい迫力を持って迫ってきます。リンク先の予告編だけても観てみてください。

6月から公開してきたポレポレ東中野での上映は、来週7月15日(金)まで。あと2週間で東京公開は終了になります。これ以降は東京での上映予定はないそうです。この機会にぜひ。

また、小学生以上のお子さんいるかたは、ぜひご一緒に。子どもたちにもみてもらいたいと、ポレポレでは「小中高500円」という破格の価格設定をしています。

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