2016年2月23日火曜日

家族を大事にすることは、自分のやりたいことを我慢することではなく

家族を大事にすることは、自分のやりたいことを我慢することではなく、(配偶者のいる人は)パートナーに自分のやりたいことを理解してもらう努力をし、子どもの世話や家事を自分だけで抱え込まずに、協力してやってく環境を整えることですよね、と今日、インストラクターの先生たちと話していました。家族のひとりひとりが、やりたいことを頑張れることは、お互いにとってのしあわせでもあり、それを応援し合うことだって幸せなこと、、、どっちかが支える側、というのはひずみがくる。とおもいます。


うちは息子が、高3なのですが、昨日で大学受験の試験がすべて終わり、今日は地元の友達と朝からサッカーしにいきました。小学生のころからうちにきて自作のすごろくをつくってた友達。(写真は中学のときのものです)



家を出る前に、サッカーボールに空気を入れる姿になぜかぐっときた。空気いれながら、小学校高学年のサッカーの練習の緊張感について語っていた。夜はまた友達と走りにいきました。減量だそうです。受験おわったらゲームしまくる、まってろよー任天堂ぉぉぉとかいってたのに、やっぱり身体を動かす喜びのほうが勝ったようだ。ゲームはゲームで、やるんだけど。子どもたちのその行動のダイナミックさがいつも見ていて痛快。サッカーの想い出も、公園で遊んだ想い出も、ゲームの想い出も、ぜんぶ大事みたい。

受験の結果はこれからなのですが、ほんと自分は、やりたいことをやってきてよかった、仕事をしてきてよかったなとおもう。自分がやりたいことやらずにいて、仕事はしないでお母さんという役割に徹して、子どものお世話と教育が自分のお役目、みたいになってたら、もう、こんな、受験の結果を待つ時間なんて、ほんとーにプレッシャーで耐えられないとおもうー。そわそわしていろいろよけいなことしてしまいそう。

自分のことで忙しいくらいでちょうど良いとおもう。私は子どもが0歳のときからひとり親で勉強をみてあげる余裕もなくきてしまったことを自分では不甲斐なく思って泣きたくなったこともあったのだけど、そのかわりに、勉強しなさい!を言わなくてすんだというのは、ふりかえるとよかったとおもう。とはいえ、忙しくても、うちは受験勉強の話はふつうによくしていた。勉強法の話やTwitterで人気の受験アカ(っていうのがあるらしい)の話、過去問の傾向の話や学校や塾の先生のモノマネ、塾のバイト先生が可愛くてモチベ上がるという話など。英語はほぼ毎日質問してきた。

ちなみにうちの息子のストレスマネジメントはお笑いの動画をみることで、私によくおススメを教えてくれていました。最近は、すべらない話にでていたアントニーという若手がお気に入りでお薦めしてました。あと、難問奇問集みたいなのを好んで読んでいて、面白いところを音読してきかせてくれたりする。

試験の1日目の前日、ブレネーブラウンのオンラインコースを一緒にとっているピアレスゆかりさんが、これってまさに息子さんのアリーナですよね。と指摘してくれて、自分はぜんぜん関連づけて考えてなかったんだけど、たしかに言われてみればそうだなとおもい、夜、起きて来た息子に「You are in the arena.なんだよー!」といってセオドアルーズベルトのMen in the arenaスピーチの一節を書いた紙をあげました。まじめかよ!とか最初は言ってましたが、これ見ながら寝るわといって意外にも素直に受け取り、なにげに緊張しているのだとおもいました。

そんなかんじでゆるく見守りつつ、ボロボロになった単語帳にちょっと感動しつつ、もうすぐ卒業式。何着ていけばいいんだっけ(×_×)


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